「え?! 普通、そこに車を置きます?! 」家の前の路上駐車の対策について

「放っておけば20年は続く」と言われるほど長引いてしまう住宅街などでの路上駐車の問題、筆者も大いに悩まされておりました。そこで改善を図るべく、関連する施設に相談したり自身で出来る事をやってみました。

その結果としてかなりの改善が出来たので、同じ悩みを持つ方に少しでも参考になればと思い、やってきたことをまとめ記事として投稿します。同じように路上駐車に悩んでいる方も、100%の解消は難しいかもしれませんが改善の余地は残っていると思いますので、興味がございましたら、是非ご一読下さい。

ちなみに筆者の背景と状況ですが、筆者がこれから紹介するそれぞれの対策を打つ前までは、1日のうち10台以上のトラックや乗用車が、毎日家の前に路上駐車しておりました。勿論、騒音や道路の占有に困っていましたし、何よりいつ家の前で交通事故起こるのか、とても怖かったことを覚えています。しかし、今では不審車が止まることは基本的には無くなり、停まるときも週に多くて2~3台ほど(ほぼ宅配便ですが)、置かれても10秒~2分程度の路上駐車で収まる様になりました。

また、筆者が問題視していた場所は、そもそも車を停めやすい環境でもありました。そのため、まずは100%の撲滅は無理に目指さないこと、そしてあくまで交通の安全面や治安の観点から「これは問題無いんじゃないか」という許容レベルにまでは落ち着いてほしいこと考え、迷惑駐車をやめさせる方法や対処法を考えてきました。

路上駐車問題。不意にトラックや乗用車に占領されてしまっては、有事の際に救急車すらまともに置けない様な場所も多くあると思います。また、路上駐車を避けるときに追い越しのような形になって、路上駐車している車の後ろから出てきた対向車や通行人に衝突する危険もあります。 取返しのつかない最悪の問題に発展する前に、その状況に悩んでいる人だからこそ出来る事はあると思います。今回わたくしが実施してきたことを参考までに記載しますので、同じ問題でお悩みの方の一助となれば、幸いです。

最初に、路上駐車について日本の道路交通法と罰則を知っておきました。
まず、「駐車」の定義は要約すると以下の通りになります。

✔ 客待ちで車を止めている状態
✔ 荷待ちで車を止めている状態
✔ (5分以上)貨物の積卸しで車を止めている状態
✔ 故障などの理由で継続的に車が止まっている状態
✔ 運転手が直ぐに運転出来ない状態

より詳細を確認したい方は、道路交通法 第2条 18(こちらをクリック)を参照ください。
続きまして、駐車禁止区域については以下の通りです。こちらも、要約すると以下の通りです。

✔ 軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂、トンネル、駐車禁止の標識、標示のある場所
✔ 駐車場や車庫などの自動車専用の出入口から3m以内
✔ 道路工事の区域の端から5m以内
✔ 消防用機械器具の置き場、消防用防火水そう、道路に接する出入口から5m以内
✔ 火災報知器から1m以内
✔ 車両右側の道路上に 3.5m以上の余地が無い場所

こちらも、より詳細を確認したい方は、道路交通法 第45条(こちらをクリック)を参照ください。
この駐車禁止区域については、警視庁サイトでも分かり易い説明がありますので、必要でしたらこちら(警視庁サイトへ移動します)を参照ください。
最後に、ルールに違反した際の違反点数と反則金です。

この通り、路上駐車に対しては具体的に取り決められています。まずはご自身が問題と思っている場所がどのような状況か、十分確認しましょう。

2. なにはともあれ、まずは迷惑駐車の記録を残していく

続きまして、記録を残すために監視カメラを購入しました。カメラに関しては高性能であればあるほど良いとは思いますが、わたしが今回購入したのはこちら、YESKAMOのソーラー充電式IPバッテリーカメラです。
▼下記画像をクリックすると、Amazonの商品紹介ページへ移動します▼

基本スペックは以下の通り。

✔ 画素:1080P(1920*1080)
✔ 赤外線LEDと昼夜モード:3つ、IR-CUT自動切り
✔ 防水レベル、作業温度:IP65、-20℃〜50℃
✔ スタンド:磁力強い金属ボール式、屋外スタンド
✔ 画像圧縮と画像フレーム:H.264、25fps(1080P)
✔ 映像保存:Micro SDカード(最大128GB)
✔ 無線LAN規格:802.11b / g / n、 2.4G wifi帯対応
✔ 充電池:3.7V / 6000mAh 、18650バッテリー2pcs
✔ USB充電と充電時間:DC5V/ 1A、8時間
✔ サイズ、重量:58(L)X56(W)X98(H)、243g(スタンド以外)

購入の決め手となったのは、以下のポイントです。

(1) 電源はソーラーパネルで確保可能。コンセントいらず(4mのケーブル付きでパネルの置き場所を選べる)
(2) 壁に穴を開けず、付けたい場所に磁石でくっつけるタイプ
(3) WiFi対応で離れていても画像撮影が出来る。動画が撮れる
(4) 「動くものを検知すると自動で録画を始める動作検知モード」がついている

使用して気づいた欠点は、日本語対応ですがその日本語が少し不思議なのと、欲を言えばもっと鮮明な画像撮影が出来るカメラであっても良かったです。
(カメラから8m程度も離れてしまえば車のナンバープレートのひらがなまでは見えませんが、全体はよく分かります)まずは初めての監視カメラ選びということもあって、どんな使用感なのか、どの程度の満足度なのかを図るため参考購入しました。

このカメラの個人的な評価は上々(100点中70点ほど)です。海外メーカー産なので直ぐに壊れると思いましたが、今のところ問題無く稼働しています。また、動作検知センサーの感度が良いので、交通量が多い道路へ設置されると携帯にブンブン通知が来ます。この通知が気になる方はセンサーをオフにするか、ある程度通知が溜まってから一気に画像を見る方法をおすすめします。

このカメラ、何のために購入したかというと、まずは誰が路上駐車をしていて、何をしているのかを知る必要がある、と考えたからです。カメラを通してしばらくの間は記録をとって見ていくことで、何時頃いるのか、はじめての車(人)か常習犯か、何をしているのか、どれ位の時間そこにいるのか、といった情報が分かってきます。さらに、後述いたしますが、撮影した画像や動画は参考資料として関係各所へ共有出来ます。

また、撮りためた画像や動画の共有には、「Dropbox」を利用しました。このDropboxに取りためた画像や動画を保存し、そのフォルダのURL情報を投書に追記します。投書を受け取った人はそのURL情報を検索にかけるだけでデータが保存されたフォルダを閲覧でき、ダウンロードすることも出来ます。そうすることで、データの送付を受け付けることが出来ない様な仕様のホームページの問合せ窓口でも、証拠写真集が送付出来る様になります。

▶Dropboxについての仕様や操作要領などの詳細につきましては、こちら(公式HP)を参照ください。1か月間の無料トライアルもあります

3. ギラギラと静かに燃える怒り。まずはその怒りと向き合い、冷静な行動をとれる様に、正しい心構えを持ちました

ここで対策の説明に入る前に、路上駐車問題に対する心構えについて言及させて下さい。

まずは、路上駐車に対してイライラしたまま対応することはやめましょう、という事です。イライラする気持ちはとっても理解出来ますし、怒り自体は悪い事ではありません。筆者もそうでした。「非常識ではないか?」「車をこんなところにとめて、何を考えてるんだ?」「わざわざ止めてある車に声をかけて動かしてもらわないと、こちらは1台も通れないのか?」「有事の際にどうするつもりだ!」といった気持ちが湧いてきて、その時になってはじめて「これが路上駐車される側の気持ちなんだ」というのが分かりました。

しかし、車を停めるも停めないも、現実的な話で申し上げると「相手次第」になります。そんな相手の都合で頻繁にイライラしていては損ですし、どれだけイライラしても、感情的になれば必ず冷静さを失い、本当は必要のなかった争いまで起こります。

わたくしはけして、迷惑駐車をしている人の立場に立つつもりはありません。しかし、相手にも相手の都合があります。それがどれだけ内向的な理由であっても(例えば長年ここに停めていたから問題ない。ここに置くと便利。少しなら良いなど)、それは相手が決めることであって、どこまで行っても相手の問題でしかありません。

ここで変にこじれてしまっては、予想もつかない仕返しや嫌がらせといった報復を受ける可能性も出てきます。それどころか、下手をすると事件に発展するかもしれません。これは路上駐車に限ったことではありませんが、こちらの意見だけを通すためといっても、上から物を言ったり罵声をあびせたり、相手を傷つける様な言動・行為はおすすめしません。

わたしたちに出来ることは、不審者による事件や路上駐車による事故を防ぐため、しかるべきところへ相談したり、対話を通して注意喚起を行ったりして、重大事故や悲しい事件を未然に防ぐ可能性を少しでも高くしていくことに尽きると思います。

どうしてもイライラが収まらなければ、一旦立ち止まっていただいて、例えば一軒家やアパート、マンションを購入または借りられる様な、恵まれた環境にいることに感謝したり、怒り自体は長くは続かないものだと考えて、まずは気持ちを切り替えてから問題に対処することが望ましいと思います。

以下の方法はそれを前提に実施してきた内容になります。

対策その1) まずは相手が特定出来る場合、しっかりとした人間であれば、直接相談してみる

当たり前ですが、これが一番効果ありました。具体的には、一度は挨拶(会釈)をしたことのある人であったり、ある程度身元が分かる人であると話しやすいです。逆に、知らない人や怪しい人であれば無理して話しかけることはやめて、警察に相談する方法で対応しました。

これも、監視カメラがあると人物判断ができて好都合です。例えば相手が休日に小さいお子さんを連れていた場合ですと、ご家庭のある身ですから悪い人物ではない様に見えます。問題無さそうだと判断出来ましたら、一度直接お話してみるのも十分にありです。

一方で路上に長時間座り込んだり、たばこを捨てたり大声で叫んでいたりといった素行の悪い方は、警察に対応をお願いしました。

また、お話する際は出来るだけ笑顔で優しく、そして平身低頭の姿勢で「ここに車を置かない様にお願い」することを徹底しました。例えば筆者は以下の方法で対処しました。

「いつもお仕事ご苦労様です。●●●というものです。あらためまして、宜しくお願い致します。(笑顔で、深くお辞儀)実は最近、よく家の前の路上駐車に関して相談を受ける様になりました。警察とも何度かお話したのですが、ここに車があるのはうちのせいじゃないのかと苦情が出て困っています。恐らく苦情の出元はここをよく通る●●●の地域からだと思うのですが、、、わたしも詳細までは教えていただけなくて、、、。なので、出来れば車は、ここではなくてあそこやあそこ~に置いていただけると大変助かります。全くお仕事の邪魔はするつもりはありません、御協力いただけますと助かります。本当に有難う御座います。お忙しいところ、失礼致しました。」

お話する内容はすべて事実でも良いと思いますが、嘘も方便と言います。相手を傷つけない、むしろ一緒になって治安を改善する様な提案内容で、お願いの言葉を作るのが好ましいと思います。わたくしはこの方法で約10台に声を掛けて、声を掛けた方々は全て迷惑駐車をしない様になりました。最初は逆上されて刺されるのではないかと緊張もしましたが、慣れると世間話も出来る様になりました。

対策その2) 相手が不明、または不審な集団の場合は9110で警察へ相談。または、相談窓口に投書をして対応をお願いする

ここからは、お話をしたけれど改善されない場合や、直接での相談が出来ない状況のケースです。110番という選択肢もあります(対策その5で説明します)が、常日頃より不特定多数の路上駐車が確認出来る環境であったり、いきなり110番することに苦手意識などありましたら、一度9110に相談してみるのも良い手と考えます。
▶ 9110の相談窓口はこちらをクリック(政府広報オンラインへ移動します)下さい。

9110へお電話すると最寄りの交番へ繋がれ、詳細を確認されます。その後見回りの強化や、相手が特定できる場合には厳重注意など、適切な対応を検討いただけるはずです。但し、民事不介入という言葉もあります。筆者の場合も、民事となるケースでは警察の方も「対応できず、厳重注意しか出来ない場合も多い」とのアドバイスをいただきました。

さらに私の場合には、9110では改善が見込めなかったため、警視庁の相談窓口に投書するといった方法で再度対応いただけないかお願いしました。その際には前述したDropboxによる証拠写真の送付、こちらの連絡先情報、メールアドレスも追記し、具体的な状況説明や「匿名で対応」いただきたいこと、さらには監視員による巡回の強化の検討や、相手が分かる場合には注意などの対応についてお願いしたい、と具体的に記載致しました。

対応する人や部署によっては、投書は意味が無いなどと言われる可能性もありますが、私の場合は投書を関連部署までつないでいただき、真摯に対応いただきました。メールや問合せ窓口については、東京都の場合は警視庁へ、それ以外はその区域を管轄する道府県警察へお申し出する必要があります。
▶参考までに、東京都での問い合わせ窓口を紹介します。こちらをクリックすると、警視庁の問合せフォームまで移動します。

ここで注意点ですが、匿名といえども警察の方の注意のしかたによっては通報者が特定出来てしまい、路上駐車のお相手がご近所の方の場合、関係が悪くなるリスクがあります。ちなみに、私は一度その状態に陥りました。相手は通報者がほぼ特定出来てしまっていた様で、あからさまに冷たい態度になりました。悲しいものですね。

しかし、もともと口頭で直接説明してもやめてもらえなかったという背景もあるため、いずれこうなるという覚悟も、うすうすですがありました。そのため、99%特定されている状態でも、いつもと変わらず元気な挨拶は続け、警察に相談していることについてはこちらから一切触れることはなく、さらに知らぬ存ぜぬを貫くことで、相手にとっては「あれ?実は違うのかしら。。。」といったなんとも言えない状況に持っていきました。相手からすれば、ただ隣人が笑顔で牙をむいている状態なのでしょうが(笑)

人間、何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われると言いますが、この場合は危険が潜在するような薄っぺらい隣人付き合いの申し出はいさぎよく捨て、近隣の未就学児や高齢者を事件事故のリスクから遠ざけたいということを問いました。また、隣人との付き合い方を今この場で性急に決めてしまう必要もないですよね。心の距離感を変えて付き合っていく(今は分かり合えないし将来もどうかは分からないが、今自分に打てる最善の一手を打っていく)と考えるとすっきりします。人も千差万別ですから、折り合えない人というのは10人中1人位はいるものです。一方で人生に於ける最高の親友になる人も10名中2名くらいはいるでしょうし、それ以外の7名はどうでもいい人になります。どこに焦点を当てるかで人生そのものが変わってきますよね。

折り合えないというのもまた一興ということで、まずは安全を優先しました。そしていつかは分かり合えるような日がくれば、それはそれでいいですね。

対策その3) 相手が特定の運送業社ということが分かれば、そちらの会社に投書しました

トラックの左右にある看板で特定の運送業者であることが判断出来ましたら、そちらの会社に連絡しましょう。それで100%解決するかは相手の会社様次第ですが、まともな企業様であればそれなりの対処を行う可能性が出てきます。

会社名を検索するとホームページや問合せ窓口など直ぐに見つけられるので、お電話や問合せフォームに苦情を投書するのも、立派な対応になります。筆者の場合は、この時も制裁を加える様な文章ではなく、事実を冷静に述べた上で、協力を仰ぐような文章を心がけました。

この際にも証拠写真をDropboxで送付したり、ナンバープレート情報などを送付すると相手先もスムーズに対応が進むのではないでしょうか。

対策その4) 特定の運送業社は分かっており、連絡はしているが改善が見込めない場合には、国土交通省の道の相談室へ投書しました

対策その3で改善が見込めない場合には、国土交通省の「道の相談室」へ投書するのも良い方法ではないかと考えます。基本的に、路上駐車についての取り締まりなどは警察の皆様の管轄になります。しかし、そもそもの事業の安全性やコンプライアンスの観点から見てひどい状態であれば、認可を出している国土交通省様による指導もかなり効果があると思います。

もし特定の運送業者による路上駐車と分かる様であれば、一度その会社のホームページを確認し、「運輸省許可 ●●● 」など記載されていれば、証拠画像と一緒に国土交通省の相談窓口にその状況を共有することをお勧めします。
▶ 国土交通省の道の相談室はこちらをクリック下さい。国土交通省HPへ移動します。

こちらについては対策その3で紹介した事業者へ情報を共有することと同じように、取り締まるような義務は無いでしょう。得られる回答も「お問い合わせ有難う御座いました。御連絡いただいた内容のうち、●●に関しては△△にご確認下さい」といった内容になりました。

しかし、慢性的に路上駐車を放置されている様な会社ですと、そもそもそれ以外の問題が潜在化している可能性もあります。具体的には長時間労働による違法駐車での休憩や、夜間の長時間違法駐車(点呼未実施)、その他法令違反などです。そのような疑いが掛かるような事業と判断されれば、運送業として監査対象に選定されるリスクも出てきますので、運送業社側も中途半端な対応は出来なくなってくると考えます。

個人的な話ですが、以前は半グレ集団のようだったとある会社は、こちらに相談することで改善が行われた様で、今では近隣住民に挨拶も出来るすばらしい企業になりました。かなり効果があった様でした。(あくまで個人の参考事例です) 同じような状況でしたら、是非一度御検討下さい。

対策その5) 緊急事態や今困っている場合には、警察へ通報

ここまで相談先について記載してきましたが、そもそも今、目の前に路上駐車している車両があり、長い間不審な車がそこにあるのであれば、110番しました。 筆者の場合も何度か警察に相談した際、どうしても直ぐに車が動かせない状態で相手がいないケースは110番する様に推奨されましたし、特に病院などで緊急を要し車が出せない場合、1分でも早くどいてほしいので直ぐに通報し対応いただきました。

対策その6) 路上駐車禁止の看板やコーンを設置し、物理的に停められない、または停めにくい状況を演出

これはやりすぎてしまうと良くないですが、イラスト付きの看板を設置したり、ご自身の敷地内にカラーコーンを設置したりして、路上駐車が出来ない状態にする方法があります。ただしタイヤロックをしたり、相手の車に張り紙やガムテープをべたべた貼り付けたりして傷つけ、器物損壊に発展する様なケースはよくありません。

しかしながら駐車が出来ない、しづらい状態は、試した中でも即効性があります。筆者の知人で同じ問題を抱えていた何名かの方は、警察に都度相談するも改善できずに悩みぬいた末、木や植物で空間を占領したり、自転車を置いたりして車を止められないようにしていました。こうなるとそもそも停められないので効果ばつぐんですね。

勿論、上記の例は極端な例です。通りかかった警察の方からやりすぎを注意されているケースもありました。これについては色んな方法があると思いますし、街中を歩いていると「おや?これはかなりグレー、いや黒じゃないか?」といった方法も多くあります。しかし皆さんそれぞれに撃退方法を考えて密かに実施していることを考えると、筆者としては同じ境遇のためか、なんとも言えない気持ちになります。

スカッと気持ちのいい撃退方法などあれば、是非見てみたいですね。それに、いつかは運転者・居住者の双方が納得のいく様な駐車ルールが出来上がると、いいですね。要否は別として、参考までにそれぞれの対処方法を載せます。(※参考です)

▼カラーコーンによる注意喚起例▼

▼看板による注意喚起例▼

▼自転車例▼

▶カラーコーン (下記クリックすると、Amazonの詳細ページへ移動します)

▶看板 (下記クリックすると、Amazonの詳細ページへ移動します)

4. その他の方法として役所の道路整備関連部門への投書。そして独自に許容ラインを設けて、必要以上に固執しないという心がけ

その他の方法として役所、特に道路整備関連部門への相談があります。こちらも義務はないでしょうし、場合によっては「警察の管轄です」と冷たくあしらわれることもあるかもしれません。しかし、長い目で見て、将来子どもたちが過ごす道路環境の改善を少しでも検討いただきたいなどの意思があれば、まずは現状の写真や状況を共有するのも良い手だと、わたしは考えます。

また、ある程度効果が出始めると、次は近郊の状況まで気になるものです。しかし、直接害が無いような状態であれば、率先して関与しないという方法も必要だと思います。ここにも冷静さが必要になってきますので、お茶でも飲みながらゆっくり考えましょう。私の場合も例にもれず、冷静になれずに失敗したケースがありました。

具体的には、道路の反対側の路上駐車には口を出さない(向かいの家の判断に任せる)、いつも近隣住居へ宅配してくださっている運送業社さんはむしろ応援する、などです。 勿論、悪質なものは写真をしっかり撮って、関係者への投書の際には一緒に送付してあげると良いと思います。

5. 今回の路上駐車のまとめ

いかがでしたでしょうか。路上駐車はする側にとってはあまり気にすることではないかもしれませんが、その地域に住んでいる方にとっては重要な懸念事項になることもあります。また、そこに変な車がよく止まってるなどということは地域住民の方だからこそわかることですし、犯罪や事故に結びつくような迷惑駐車などは、出来る限り避けておきたいところです。いざ事件事故が起こってからなど、目も当てられません。

また一方で、迷惑駐車に対しては断固とした決意で対応しますが、あくまで物腰は柔らかく、相手に考える余地を与えることも重要だと、わたしは思います。わたしの場合は路上駐車の数がそもそも多かったので、状況に合わせて対策1~6を実施し、何とか迷惑駐車の数を激減させることに成功しました。

最後に。
対策というのは考えれば考えるだけアイデアが浮かんできます。折り合いがついているのでしたら問題はないのでしょうが、もし同じような状況で迷惑駐車に悩んでいましたら、是非とも対応を検討してみて下さい。また、「これは良いぞ!」といった様なアイデアがあったら、わたしにも是非教えてください。

以上、この投稿が少しでも、同じような悩みを抱えている方の助けとなるよう願っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です